1965-06-01 第48回国会 参議院 地方行政委員会 第30号
○基政七君 そこまで衆議院で配慮されているなら、私はこれ以上言うことはないと思います。乱用の規定が両面にまたがっているように思われておりますけれども、私はそうじゃないと思う。リコール権は住民にありますから、これを侵すことはできないと思います。その意味では乱用の危険があるのは、むしろこれは議会のほうが、えてかってにやるおそれがあるということで、その意味の乱用の防止ということは私は理解できます。
○基政七君 そこまで衆議院で配慮されているなら、私はこれ以上言うことはないと思います。乱用の規定が両面にまたがっているように思われておりますけれども、私はそうじゃないと思う。リコール権は住民にありますから、これを侵すことはできないと思います。その意味では乱用の危険があるのは、むしろこれは議会のほうが、えてかってにやるおそれがあるということで、その意味の乱用の防止ということは私は理解できます。
○基政七君 同じようなことですが、リコールということは、住民の議会解散の重要な権利ですね、それはそれとして、議会がそういう動向をどう判断するかということは、これは地方議会の自主性にまかせるのはしかたがない、その意味では私は賛成するのですが、この場合は、まあ議会のほうはそういうことについては乱用しては困る、かえって住民の意思にそぐわない結果を招来するおそれがあるという観点から、それをとらえてあると思うのです
○基政七君 私は、民主社会党を代表いたしまして、政府提出の昭和四十年度予算三案について、反対の意向を明らかにいたすものであります。 私が政府案に反対する第一の理由は、不況と物価高の克服について真剣に取り組む姿勢もなければ、また具体策にも欠けているからであります。最近における企業の倒産の続出は、山陽特殊製鋼に見られるように、負債五百億、関係企業三百社の広範囲なものにまで発展し、地元下請企業者に対して
○基政七君 一応考え方としては、私どももそう違っているんじゃないんですけれども、ただ、今度十九名を増員されましたのも、人口のアンバランスの是正だとおっしゃっているんです。が、これもかなり、いろんな関係で移動が激しくなるんじゃないかと思います。これから先の新産都市の関係なり、都市計画等もこれからもどんどん新しい観点で議論の対象になってきますから、いまここで十九名を増員をして、アンバランスのある程度の是正
○基政七君 いわゆる戦前の普通選挙以前の場合と、普選が施行されてからの情勢というのは、選挙される人もする人も、非常にムードが変わってきていると思う。その上に、戦後になりますと——婦人参政権の問題も一応運動が行なわれておりましたけれども、戦後は一応婦人参政権を得たわけです。ですからそう考えますと、前の当時の中選挙区の場合の考えと、それから小選挙区と同様だと思うんですよ。非常に条件が変わっているんじゃないかと
○基政七君 区割りの問題ですけれども、私は私まず第一に、中選挙区制という概念ですが、これはどういう歴史的な事実があって、何かに基づいての事実があるのですか、それをひとつ。
○基政七君 私は、民主社会党を代表して、政府原案並びに公明会修正案に反対し、ただいま民主社会党から提案されました、暴力行為等処罰法の一部改正案に対する修正案に対しまして、賛成の意を表するものであります。 修正案の提案理由で述べているごとく、政府案の最大の欠陥は、本法が正常な労働運動や大衆活動に場合によっては適応される危険があるのではないかという点であります。現に、労働運動の指導的立場にある者や、社会問題
○基政七君 実情は、確かに伺いますと無理からぬ点があると思いますが、公営掲示の問題になります場合には、やっぱり一つは公明選挙が大事な問題だと思います。もう一つは、選挙が済んだあとでポスターがまだ町にはんらんしておることは、非常に住民に見苦しいし、町の美化にたいへんな悪い面が出てくるのが、その意味で、私は公営掲示板の設置ということは、たいへん大きな有効性を持つのではないかと期待しておりますが、全国区の
○基政七君 ちょっと一つだけ質問させていただきたいのですが、選挙法を改正するごとに選挙の公明化、できれば公営化したいということは、私たいへんいいことだと思うのですが、掲示場のお話も出ましたけれども、今度の場合、参議院の全国区の場合、どういうふうに考慮されましたのですか、自治省の審議の経過がございましたら御説明いただきたい。
○基政七君 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま提案になりました厚生年金保険法の一部を改正する法律案について質問をいたすものであります。 国民の老後生活に対する保障としての年金制度は、昭和三十六年より国民皆年金となりましたが、各種公的年金制度は、依然としてその支給内容や要件がばらばらのまま乱立しており、その水準もきわめて低いまま放置されているのであります。こうした中にあって、いま老後保障の中核
○基政七君 オリンピックを控えてですから、いろいろ外人の人の御便宜をはかるということ、これは日本の国情の許す範囲で、国の体面を汚さない範囲で相当お考えになるということは必ずしも私どもは悪くはないと思うのですが、ただ外人であるからとして飲食税を免税するというのは、私は外国にもあまり例がないのじゃないかと思うのです。そういうことは、むしろ日本の国として考えます際には、そういう妙なやり方をするよりは、業者方面
○基政七君 二、三御質問いたしたいんですが、たぶん重複することになるかもしれませんけれども、あらかじめその点は御承知の上お答えいただきたいと思うんですが、まず最初に、外人の料理飲食税を免税にされました考え方はどういうことなんですか。まず先にひとつお伺いいたしたいと思います。
○基政七君 もう一つだけですが、本来的に言いますと、独立採算制というのは、私は一つの方法としては決してこれは否定しているわけじゃないんです店…。
○基政七君 実はもう一回、そうしますと、その点やっぱり閣議の統一見解と見ていいんでございますか。ああいう通牒の扱い方についても同じような意味で見解を伺っているんですけれども、その点はいかがですか。
○基政七君 私も実は不可解に思うのですが、自治省の次官が地方の行政の長に対して、料金ストップと言うことは、物価政策上これはやむを得ないという一つの措置ですから、これは私ども了承をするわけですが、累積がかさんで、非常に困っている際に、ああいう通牒が出ますと、地方のほうではやはり大きな期待をしていると思うのです。その期待に対して、やはりそれは予算措置の予算要求と同じだ、国のほうできまった以上やむを得ないじゃないかと
○基政七君 この場合は、どういうのがあるのですか。
○基政七君 ちょっと私も不思議に思うのですけれども、取り調べをされる場合にはどういう場合でも警察官の身分証明書をお出しになりますね、それで警察の行為が行なわれるのじゃありませんか。人を取り調べる場合には警察官の身分証明書を出さないではできないでしょう。その場合、一般人として取り締まるというのは、まあこれは例としてはまずいのですけれども、隣にいらっしゃる市川さんが何か間違って、そうしてそれは、市川さん
○基政七君 いまの点に関連してですが、確かにいまおっしやるようなことは、だれでもが期待していることなんですよ。しかし非行少年の問題は、要するにこれだけの法案を出そうとするからには、相当のやはり事実が存在し、また社会のほうでも非常に憂えているから、こういうものが私は出ることになったと思う、背景的に考えると。これから先の問題として、本法で縛れなくて地方自治体、地方条例にまかしたほうがより有効だという理由
○基政七君 そのことは、私どもも、確かに従来から見ますれば一歩前進ですし、政府の苦心のほどを全然私ども単に考えないという意味で申し上げているわけじゃないんですけれども、いま一番やはり大事なことは、いまのトルコぶろにいたしましても、それからボーリングの問題にいたしましても、たとえばトルコぶろにいたしても、風紀の問題は男女混浴ということをおっしゃったんですけれども、その可能性のあるその事情は明らかなんですけれども
○基政七君 いまのことに関連してなのですけれども、本法に入れなかった理由の最たるものは自治行政関係というものですか、自治関係の自主性から、その土地の事情によって、それぞれの制限というのはそちらにゆだねたほうがいいのじゃないかというお説のようだったのですけれども、この法案が出ますにあたりましては、政府としても、やはり非行少年の非常な温床になっている、しかもそれが非常に世論の大きな的になっているということでこの
○基政七君 第二班の大分県、福岡県の調査報告をいたします。 小柳委員長と私が、先般大分及び福岡県の両県を調査いたしてまいりました。以下その概要を御報告いたします。 御承知のごとく、一昨年の春、公職選挙法及び政治資金規正法が改正され、その後、衆参両院議員の選挙、地方選挙などが行なわれ、また、今回の臨時特例法の実施状況にもかんがみ、さらには、昨年十月の選挙制度審議会の答申など、現行の選挙関係規定にも
○基政七君 私は民主社会党を代表しまして、総理の所信表明に対して、若干の質問を行なうものであります。 質問の第一点は経済問題であります。総選挙中、私どもは、物価高の是正のために、総理の一枚看板である所得倍増政策の根本的な改定を要求し続けてまいりました。あなたはこれに対しまして、高度成長政策によって農業と工業との間の所得格差は是正され、国民生活も相当に向上していると、自画自賛されたのでありますが、政府
○基政七君 私は、民主社会党を代表して、ただいま議題となりました海運関係二法案につきまして、御質問いたすものであります。 この案は、前国会において廃案になりましたが、政府は、今回新たな構想をもって提案して参りました。わが党は、前回の政府案に対して、その内容が国際競争に耐えていかれる保障にはならないとの見地から、これに反対をいたしました。それに比べて、今回の政府案は、若干の前進した点が認められます。
○基政七君 私は、民主社会党を代表しまして、昨日述べられました総理の所信表明について質問し、あわせて御所見を伺うものであります。 第一に、外交問題についてお伺いいたします。 総理は、今回の所信表明において、日韓問題については、今日まで両国間でたび重なる交渉を続けてきたにもかかわらず、何ら具体的な報告がなされないばかりか、肝心の政府の方針がわれわれの前に全く提示されないということであります。私は、
○基政七君 私は市川理事とともに十月十日から六日間、福岡県、大分県に現地調査に派遣されましたので、要点を簡単に御報告いたします。若干の感想もまじる場合があると思いますので、この点御了解を願います。 調査の目的は、新産業都市建設促進法、その他地方開発関係諸法律の施行状況、地方税財政の状況、広域行政の共同処理の状況等を主とし「その他地方行政一般について」ということでありますが、私どもは重点を北九州五市
○基政七君 ただいま議題となりました旧沖繩における公職選挙法の適用の暫定措置に関する法律案について、その提案理由を御説明申し上げます。 御承知のとおり、敗戦の結果わが国は、サンフランシスコ条約第三条によって旧沖繩県に対する施政権をアメリカ合衆国の手にゆだねることに同意いたしました。以来今日まで十余年の間、わが国は旧沖繩県に対する領土権を持ちながら、それに対して施政権を行使することはもちろん、部分的
○基政七君 私は民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております二法案に対して、反対するものであります。 まず、討論に入ります前に申し上げなければならないことは、本案に対する参議院の審議期間はきわめて短かく、率直に申し上げれば、私ども審議の委員に選ばれた者といたしましては、審議不可能、並びに本案返上をむしろ主張したいところであります。 このような、きわめて不満足な条件のもとに審議を進めてきたのでありますが
○基政七君 それでは、私、ひとつお尋ねをいたしたいと思いますことは、先般来、参議院の本会議に、この公職選挙法の改正案の御提案がございました際に、各党の質問の最重要な点は、どこまで答申を尊重するかということの一点にあったと思います。その際に、自治大臣も総理大臣も同様に、十分尊重したという御答弁がございました。その後、御承知のとおり、自民党の修正案が四点にわたって行なわれておりまして、この四点には、かなり
○基政七君 私ども、選挙法のように大きな法案については、党内それぞれ御意見もあることと思いますし、取りまとめもなかなか困難であると思いまするが、もうすでに再々総理に御答弁願っておりますように、その骨子になるものは答申案にあるわけでありますから、それほど実は調整に困難を来たすということは、答申案に対する考え方の問題だと思うのです。そういう点がこれからの審議会の答申に重大な問題をはらんでおると思いますので
○基政七君 総理にお伺いいたしたいのですが、まず最初に、先ほど松永委員からもお話がございましたように、当委員会としては、たいへん時間がなくて、この重要な法案の審議に非常に私も責任を感じておる一人として、遺憾に存じておる次第でございますが、そのおもな原因が、聞くところによりますと、どうも党内の取りまとめに非常に時間がかかって、総理もたいへん御苦労されたと思うのでありますが、そのために、当委員会にこういうふうな
○基政七君 宮崎さんにちょっとお伺いいたしたいのですが、私は、選挙制度というか、こういう法律を作る際の基本的な考え方として、やはり選挙する側の立場に立って考えるのが公正な選挙法を生み出す根本だと、こう考えておるわけですが、その意味でいきますと、国会の審議権との関係で最終的な問題が出てくるわけですけれども、この選挙を、たびたびこういう法律を改正しましても、国民のほんとうに期待するような立法ができない。
○基政七君 ちょっと市長さんの白鳥参考人にお伺いするのですけれども、実際こういうようにばらばらなものを統一するのはいいと思うのですけれども、地方のほうの雇用の関係、これはほんとうにばらばらじゃないかと思うのです。といいますのは、国家公務員のほうは大体、新卒の者がずっと入ってきますけれども、地方になると、専卒その他の場合は非常に年令が高くなったりして、実際の扱いは非常に困られるのじゃないかと思うのですが